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  ツアー中のサイクロン
 
掲載日:2008年6月13日

 

丁度ミャンマーにナルギスというサイクロンがやって来た日(05月02日)、日本よりバンコク経由TG-305(18:00/18:45)便で来られるお客様を迎えに午後5時に会社を出発してヤンゴン国際空港に向かいました。途中、大雨で渋滞が激しくなり、遠回しで車を走って、やっと1時間10分(普段約30分)掛かって空港到着しました。大雨で道路が渋滞するかも知れないと予想して会社を通常より少し早く出たのが正解でした。空港に着いた後はサイクロンの影響でタイ航空が欠航するではないかと心配しながら待ち続けました。ところが、スケジュール通り18時45分に到着したので一応安心しました。但し、心配することはまだまだ連続です。今回お客様が訪れるのは、「独特の舟の漕ぎ方で有名なインレー湖と落ちそうで落ちないゴールデンロックとして知られているチャイティーヨーパゴダ」です。05月02日の午後に翌日の05月03日は全ての国内線が欠航することを発表していて、04日も飛ぶか飛ばないか未定と聞いています。このことはお客様が日本を出発してから発生したことなのでお客様も知らないまま来られました。この情報を聞きましたらきっとがっかりするに違いません。

         飛行機が到着してから30分後、お客様を出迎え、宿泊先のトレーダーズホテルへ向かいました。途中、車内でミャンマーご滞在の注意時点をご案内致した後、明日と明後日はサイクロンの影響でヤンゴン空港が一時クローズされ、国内線及び国際線が欠航することを申しますと、『エー・・・・・・ドウシヨウ』と叫んでいました。ライトアップされた2552年前の歴史を持つシューダゴンパゴダを車窓から眺めて数分後にホテルに到着致しました。ホテルロビーで弊社のリー社長がお客様を出迎え、明日は台風の影響で国内線が飛ばないため、予定のインレー湖観光は出来ませんので、先にチャイティーヨーパゴダへご案内とその後の日程案等をお客様に説明しました。思った通り、お客様はとてもがっかりしていた様子でした。その気持ちはよく理解していますので出来る限り、努力してご希望の通り案内しろうと心から決めました。明日はホテルを8時半出発という打ち合わせをして帰宅致しました。帰宅中腕時計を見ましたら、午後の9時ごろなのに時計が丁度8時に止っていました。約10年間使っていた時計で一度も壊れたこともない時計がこんな時期にこんなことが起きるのが奇妙な気持ちでした。

          サイクロンが深夜からヤンゴンに吹き荒れるというニュースを聞いて、恐怖しながら夜の10時にベッドに入りました。23時頃から風が吹き始めてだんだん強く成り、(深夜から夜明け05時までは時速60~120マイルだったそうです)強風と共に大雨だったので、私は怖くて寝られなかったが、家内はぐっすり寝ていました。早朝から殆どの建物の屋根と衛星のアンテナが吹き飛ばされたり、電柱や看板や大街路樹等も倒されたりの光景が連続でした。勿論車も動けなく成った状態でした。やっと9時半頃に風が弱くなり大雨の状態に変りました。その後、歩けるようになり早速お客様に連絡するため電話屋を一生懸命に探しました。殆どの電話線が使えなくなった状態なのでなかなか見つけられませんでした。歩き回って約30分後にやっと電話屋を見つけられ、入り込んだら7~8人が立ち並んでいる状態でいらいらしながら待ち続けました。その後やっとお客様との連絡が取られ、お客様に『殆どの電話が使えないし、電柱や看板や街路樹等が倒れたので、私は今すぐ行けません、ホテル内のレストランにて昼食をお召し上がり下さい。取りあえずお部屋も延長致しましたので、食後にお部屋に戻って暫くお待ち下さい。車が走れるように成り次第そちらに参ります』とご案内致しました。

         正午過ぎに道路の事情を確かめたら、タクシーや自家用車が走り始めたので、車会社に連絡しました。ところが、なかなか電話が繋がらない状態なので、一回家に戻って旅行鞄を取り、再度出掛けました。一生懸命にタクシーを止めたが、なかなか止めてくれませんでしたので、仕方なく歩いて行くことに決めました。道路は膝までの洪水の状態そして倒された電柱、看板や大街路樹の中約1時間歩いてやっと車会社に着きました。『もう足が棒に成りました』それで、数分後にトレーダースホテルに向かって出発致しました。ところが、電柱や看板や大街路樹が倒れ、交通渋滞の中をゆくっり進んだり、遠回ししたりで、約1時間45分(普段約15分)掛かって、丁度15時15分にホテル到着致しました。朝食・昼食も食べる時間の余裕がなかったためかお仲がペコペコと反応した。お客様がお気を使ってホテルの美味しいパンを買って頂きましたが、なぜか食欲がないので、パッキングのままでした。
それで、お客様との打ち合わせをして、ホテルより歩いて約5分の所に日常用品から高級品・宝石まで何でも揃っているアウンサンマーケット、繁華街の中心地にあるスーレパゴダ、チャウタッヂー寝釈迦像及び2552年前の歴史を持つシューダゴンパゴダにご案内致しましたが、残念ながらチャウタッヂー寝釈迦像だけが見学出来て他はクローズでした。その後、市内レストランにご案内致しました。レストランもクローズされ、仕方がなくホテルに戻って、ホテル内のレストランに夕食をお召し上がるようお願い致しました。その後、お客様に『これから弊社の社長に連絡して戻って来ますので、ちょっと失礼致します』と挨拶して、ホテルを出て周辺の電話屋を探したが、殆ど使えない状態なので、『困ったなあ・・・・・・』と呟いて、リー社長のお宅に向かいました。お宅に着いて、社長・社長と呼んだがなかなかお返事はなく、ドアも開けっぱなしなので、中に入って2階に上がって見ると吹き飛ばされた屋根の修理に忙しい様子でした。それで、ちょっと時間頂き、色々相談して、ホテルに又戻ってお客様と翌日の打ち合わせを済ませて家に帰りました。帰宅中お仲が非常に空いたので、お客様から頂いたパンを運転手さんと分けて食べました。これが今日の夕食でした。丁度夜9時に家に着きました。朝からぞっと濡れたまま服で居たせいか・・・・・・?昼から熱がでました。翌日は長い車の旅と山登りなので、念の為医者に見て貰った方が良いと思い、家内を付き添ってもらってクリニックに行きました。医者に注射して貰って帰宅、それからぐっすり寝ました。

  
 
Part2:続き・・・   掲載日2008年6月25日

翌日朝4時に目が覚めて、身を清めてから仏壇のお水を入れ替え、お線香、蝋燭をお供えしてお経を唱えました。その後、ペットの猫ちゃん達に餌をやって、家内と一緒に朝食を(結婚してまだ5ヶ月・共働きの生活)食べ終えた後旅行の準備をして、7時半に家を出ました。ホテルに丁度8時に到着、30分後にホテルを出て交通渋滞の中をゆくっり進んで、約3時間15分(普段約1時間半)掛かって、古都バゴー市内レストランに到着、昼食(ビルマ料理)を食べました。その後落ちそうで落ちないゴールデンロックパゴダの麓キンプン町に向かいました。約20分走った所の政府ガゾリンステンドでガソリン入れ、丁度その時間タイムにタイヤの空気が抜けられ、パンクの状態でした。『急いでいることに限ってパンクする何って、大変・・・・・・だ』予備のタイヤを取り替え、不安な気持ちで出発『苦しい時神頼みのように・・・・・・お経を唱えつつありました』無事に麓に15時20分に着いた所、丁度登山専用のトラックが出発ところでしたので、『ラッキー・・・・・・でした』トイレ休憩とレインコートの買い物をして、トラックに乗り換えました。数分後に満席(助手席スペースにより2名か5名、後ろは幅約15センチの板一枚に8名ずつで6行座らせてびっしり)に成って出発しました。約10分ぐらい走った後トラック代取るため一時止めました。計算苦手なドライバーアシスタンドだったので、ちょっと時間掛かりました。『時間勿体無いなあ・・・・・・』 

当時はサイクロンの影響で大木が倒され・車道が泥・雨水で滑り安く危ないから余りスピード出さなかったようです。『普段、急な坂道をよく飛ばしてドライブするので、左右前後揺れてジェットコースターに乗っている感じです』約35分経って山腹に到着、トイレ休憩して、登り始め・・・・・・頂上のチェックポイント(入場料払う所)まで徒歩45分掛かりました。その後、ホテルチェックインして、お部屋に荷物を置き、それからチャイティーヨーパゴダ見学『男性はゴールデンロックを触って金箔を貼ったり功徳を重ねられましたが、女性は触れないため、悔しいなあ・・・・・・と呟いて、ちょっと悩んでいる様子でした』、約35分後に夕日が沈んだ同時にゴールデンロックがライトアップされ、夜の風景が最高てした。

翌日朝4時に目が覚めて、一人でパゴダお参りに行こうとドアを開けると周りが霧に掛かって何も見えない状態なので行きませんでした。パゴダの方向に向かってお経を唱えて拝みました。その後、ベッドに横して、丁度06時半に部屋を出て、ロビーでお客様を待ちました。25分後にチェックアウトして、朝食食べました。その後下山、35分掛かって山腹に到着、トラックに乗客が殆ど集ったので又ラッキー・・・・・・でした。約30分掛かって麓に着き、専用車に乗り換えてヤンゴンに戻りました。約1時間走ってモッパリンという町に入ると又タイヤがパンクしました。先日パンク修理に出した予備を取り替えて貰い、丁度パンクした所はサイドカー(人力車・自転車の横に2人分の座席を背中合わせて取り付けた乗り物)スタントだったので、お客様に約10分間サイドカーに乗ってご案内致しました。

この日はお客様がTG-306(19:45/21:25)バンコク経由で帰国される予定です。ヤンゴン空港は再開するかどうか、弊社にもタイ航空会社にも電話が繋がらない状態なので、早めにヤンゴン空港に着いた方が安全だとお客様に説明しました。丁度11時55分に古都バゴーの市内昨日と同じレストランで昼食を食べました。食後、ヤンゴン空港に向かい、約2時間ドライブして無事に空港に到着、空港が再開した風景だったので、ちょっと安心しました。早速お客様をロビーに待っていただき、タイ航空のオフィスに航空券リコンファンしに行きました。エレベターから出ると弊社のリー社長に出会い、社長がちょっと安心した様子でした。何故かというと私がヤンゴンを出発してから連絡が取れなかったからです。それで、リコンファンし終えてお客様の所に戻って、スケジュール通りに帰国出来ることを伝えると、『お客様もホットした様子でした』。

その後、チェックインカウンターがオープンするまでまだ2時間あるので、シューダゴンパゴダに案内致しました。が、、、予想外まだクローズされたままでしたので残念でした。仕方なく空港に向かい、途中お菓子屋に寄って、お客様がお土産を買いました。空港に着いて25分後にチェックイン手続きが終えて暫くお客様とのお喋りを致しました。その後、そろそろ時間なのでお互い挨拶しお客様が手を振りながら出国手続の2階の方へ向かいました。私は念のため出発ロビーで数分待ってから帰宅致しました。

・・・・・・サイクロンで大変だったツアーでしたが、終わってから考えてみると逆に色々勉強になり、貴重な体験をしたと思います。

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